フィズを引き出しに出かけた19日、最終部屋に秋田犬の男の子がいました。
秋田犬もよくセンターで見かけます。
飼いだしたものの、大きくなって飼いきれないと飼い主が持ち込むのかもしれません。
この子も飼い主持ち込みでした。
7歳ということでした。
ちばわんスタッフが、引き出しもすみ、もう帰ろうとする頃、相談していました。
最終部屋の子、何頭かは検疫をお願いしたのですが、秋田犬はその時はまだでした。
悩んで悩んでいたと思いました。
40キロくらいありそうな男の子の秋田犬を預かるのは、そう簡単なことではありませんから。
帰るちょっと前、スタッフふたりで検疫をお願いに大部屋に走って行ったのです。
それをみて私は、ただただ、感心するばかりでした。
秋田犬のことは私も気になっていましたが、預かることはできません。
その子は、検疫をかけた預かりさんが「千代丸」と名付けて新しいサークルも用意して
楽しみに待っていました。
今週の木曜日、検疫明けの予定でした。
27日、パルボで千代丸は亡くなってしまいました。
ほんとに悔しく、悲しいです。
あと少しで、幸せへの階段を昇りはじめられたのに。
19日、同じ場所にいたものとして、このことを知ったときは涙が溢れてきました。
写真はモカママさんからお借りしました。
多くの方に千代丸のことを知ってほしいと思います。
そして、ワクチンの重要性も知ってほしいと思います。
元の飼い主がワクチンをしていたら、死ぬことはなかった。
センターで感染症で命を落とす子はみんなそうです。
処分されることは承知で持ち込むわけだから、元飼い主は、全然平気なんでしょうね。
きっと、罪の意識もなく、今も笑って生活しているんでしょう。
千代丸、あなたのことは忘れないから。
千代丸の冥福を祈ります。
預かる予定だった、
モカママさんのブログも是非、お読みください。
本日のフィズです。
今日は病院に行ってきました。
検便とワクチンを打ってきました。
検便はコクシジウムもいなくなりマイナスでした。
ボーダーのお洋服も似合うよ。